みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
早速、本日の問題です。
循環器に関する次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 心筋梗塞,弁膜症による心不全では,呼吸困難などの呼吸症状は出現しない。
2 心房細動は,脳梗塞の原因の一つである。
3 心筋梗塞には,発症後短時間であれば,閉塞した冠動脈の再疎通療法が適応となる場合がある。
4 不整脈は,心臓自体の異常のほか,ストレスや喫煙,睡眠不足,飲酒などで起こることもある。
5 起立性低血圧が認められた場合には,心臓の負荷を減らすため,血管拡張薬が処される。
こうやって循環器だけで出題されるのは珍しいですね。
これは平成29年試験の特徴の一つと言えるでしょう。
この問題の正解は2、3、4となります。
選択肢1。
心不全で見られる症状には、呼吸困難、食欲低下、浮腫、尿量低下などがあります。
ただ、高齢者の場合は活動性の低下や認知症の症状としても出現して、見過ごされやすいので注意が必要です。
選択肢5。
これは平成28年にも似たような問題が出題されていますね。
血管拡張薬は起立性低血圧の原因となる薬剤です。
過去問をやった時にちょっと周辺知識まで勉強すればできた問題ですね。
この辺りからも過去問の重要性がわかります。
正解の選択肢にも重要な疾病が並んでいます。
今後も出題が予想されるので、どのようなものかはしっかりチェックしておきましょう!
平成30年1月に名古屋、東京、大阪で本試験解析講座を実施します。
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