みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

最近は日本でもハロウィンが盛り上がっていますね。

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個人的にはなかなか馴染めませんが、楽しいイベントが増えるのはいいことですね。

 

では、今週最後の問題です。

要介護認定の広域的実施の目的として適切なものはどれか。3つ選べ。

1 第2号被保険者の保険料の統一

2 介護認定審査会委員の確保

3 市町村間の要介護状態区分ごとの分布の統一

4 近隣市町村での公平な判定

5 認定事務の効率化

 

 

 

 

これもまた突っ込んだ問題ですね。

そもそも「認定の広域的実施って?」と思った方は多いはず。

勉強している中で使っている言葉としては、「介護認定審査会の共同設置」「都道府県への委託」「広域連合・一部事務組合」の活用ということになります。

今までの試験では、これらの場合には、一体何ができるのか?という問題が出題されていました。

今回はなぜ広域的実施をするのか?と問われています。

講義ではよく過疎の村を例に挙げて説明してきました。

過疎の村で人がいないから認定審査会が設置できない、その場合は近隣に市町村で広域的に実施するのです。

そうすれば、認定審査会員も確保できますし、事務作業もまとめて効率的に行えます。

まず、選択肢2と5が正解。

また、広域的に実施せず過疎の村がそれぞれで実施するとどうなるか?

人員が少ないため、非常に閉鎖的で限られた委員で認定が行われます。

これでは偏った結果がでる可能性があります。

そうなると、「あの村に行くと認定結果が高く出て、介護保険のサービスがいっぱい使えるらしい!」となり、判定結果が公正ではなくなってしまいます。

そういった、周りの市町村での不公平感をなくすためにも、広域的に実施します。

つまり、選択肢4が正解です。

答えは2、4、5となりますね。

この問題では丸暗記だけでなく、本質的な理解があれば正解できますね。

 

今週はここまでとなります。

また、来週お会いしましょう!

 

12月に第19回本試験解析講座を実施します。

平成29年ケアマネ試験受験の第一歩としてご利用ください!

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