みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

今回の試験の受験者数ですが、厚生労働省の発表では131,432人(10月20日時点)となっています。

平成28年が124,585人だったので、約7,000人増えたということですね。

当然来年からの受験資格変更があるので、増えたわけですが、思ったよりは増えなかったな、というのが感想です。

だって免除科目がなくなる時は一気に30,000人増えたわけですから!

合格率とあわせて、勉強していく上での参考としてください。

第20回介護支援専門員実務研修受講試験の受験者数について(厚労省のページ)

では、本日の問題です。

介護保険の保険給付について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 制度創設後12年間で,年度別給付費の額は第1号被保険者数の伸びと同じ率で増加している。

2 制度創設以降,介護給付の種類は変更されていない。

3 第1号被保険者一人当たり給付費の額には,都道府県によって差が生じている。

4 要介護認定を受けているすべての被保険者は,保険給付を受けている。

5 制度改正により,保険給付から地域支援事業に移行したサービスがある。

 

 

 

 

問題文には保険給付と書かれていますが、どちらかというと背景に近い問題と言えるでしょう。

なかなか難しい問題です。

選択肢2。

まず、介護給付って何?が解っていないとできません。

これは要介護者が受ける給付ですね。

介護保険制度創設以降で考えると地域密着型サービスが増えていますよね。

種類の変更があったということなので、間違い。

選択肢4。

認定を受けたからといって、絶対に介護保険の給付を受けつ必要があるわけではありません。

もしかしたら、受けていない人もいるかもしれませんね。

これも間違い。

1、3、5で迷うことになる問題だったと思います。

選択肢1。

第1号被保険者数は約1.4倍になっています。

それに対して、年度別給付費は約2.5倍になっています。

つまり、この文章は間違い。

被保険者数の増加率と、使っているお金の増加率があっていないから、介護保険では予想以上にお金がないわけです。

ここがわかっていればわかりますよね。

この問題の正解は3と5になります。

 

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