みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
昨日、東京から帰ってきましたが、案外新幹線が空いていてビックリです。
GWスタートで激混みだと思っていただけに助かりました。
では、今週最初の問題です。
介護保険における通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 通所介護は,社会的孤立感の解消,心身の機能の維持,家族の介護負担の軽減を目的としており,入浴や食事等のサービスの提供のみを目的とするものではない。
2 居宅サービス計画に通所介護が組み込まれたことがサービス担当者会議で確認されたのち,介護支援専門員が通所介護計画を作成しなければならない。
3 通所介護計画は,その内容について利用者に説明して同意を得た上で作成し,利用者に口頭で示せばいい。
4 療養通所介護計画は,訪問看護計画書が作成されている場合には,その訪問介護計画との調整を図りつつ,作成しなければならない。
5 指定療養通所介護事業者は,安全かつ適切なサービスを提供するため,安全・サービス提供管理委員会を設置しなければならない。
これもお馴染み、通所介護の問題です。
じゃっかん難しい問題ですが、基本的な事項が押さえてあれば正解にたどり着きます。
選択肢2。
通所介護計画とは、そのデイサービスの中でどんなケアをするのか、という計画です。
これを作るのは誰でしょうか?
通所介護では介護支援専門員の設置は義務づけられていません。
常時いない介護支援専門員が、日々何をするかという計画は作りません。
居宅の介護支援専門員が作るのはあくまで基本計画としてのケアプランであり、個別サービス計画ではないことを覚えておいてください。
ちなみに、通所介護計画はその事業所の管理者が作成します。
選択肢3。
通所介護計画を作成したら、それを口頭で説明すれば良いとなっています。
例えば、内容を口頭で示してサービス提供をしたらどうなるでしょう。
サービスの内容が計画と違っていても、利用者さんや家族にはわからないかも知れません。
そういったことがないよう、計画を説明したら本人に渡さなければなりません。
この2つの選択肢が間違っています。
残った選択肢1、4、5が正解となります。