みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

今日から12月です。

今年最後の月です。

やり残しのない1か月にしましょう!

では、本日の問題です。

神経難病について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)では,眼球運動や肛門括約筋,知覚神経は末期まで保たれる。

2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でみられる筋力低下や筋萎縮には,筋力トレーニングが効果的である。

3 パーキンソン病では,精神症状,自律神経症状は出現しない。

4 パーキンソン病の治療は,薬物療法が基本である。

5 進行性核上性麻痺では,思考の遅延や無感情などの認知機能低下を早期から認めやすい。

 

 

 

 

神経の疾患についての問題ですね。

正解は1、4、5となります。

過去にもよく問われているところですね。

選択肢2。

ALSの場合は加齢による衰えではないので、筋力トレーニング等では回復しません。

逆に、過度のリハビリテーションは残存する筋肉自体を痛めて、さらに運動機能の低下を招く危険があります。

選択肢3。

初期にはいわゆる四大運動症状が見られます。

進行して行くと、起立性低血圧や排尿障害といった自律神経症状や、認知症等の精神症状が加わります。

よく出ている問題だけに、しっかりと得点したい問題ですね。

 

今週はここまでとなります。

また、来週お会いしましょう!

 

来年1月に名古屋、東京、大阪で本試験解析講座を実施します。

今回のケアマネ試験を振り返りたい方、第21回の試験を受験される方は是非ご参加ください!