みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

新しい週が始まりました!

1週間がんばっていきましょう!!

では今週最初の問題です。

認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 BPSD(認知症の行動・心理症状)は,一般的に認知症が進行するほど重症化する。

2 血管性認知症では,適切な治療やリハビリテーションにより,認知機能が改善した例もある。

3 レビー小体型認知症は,幻視が特徴的で,払いのけたり,逃げるような動作を伴う。

4 アルツハイマー型認知症の治療薬は,易怒性などの興奮性のBPSD(認知症の行動・心理症状)を悪化させる可能性がある。

5 慢性硬膜下血腫による認知機能障害は,慢性化しているため,血腫を除去しても回復が期待できない。

 

 

 

 

毎年1問は単独で出題される認知症です。

この問題の正解は2、3、4となります。

選択肢1。

確かに、BPSDは認知症のステージの影響を受けます。

だからと言って、進行するほど重症化するとは限りません。

中には認知症のステージが進行することによって軽症になる場合もあります。

BPSDの症状に関係してくるのは、原因疾患や環境因子です。

具体的なものは一度調べておくといいでしょう。

選択肢5。

慢性硬膜下血腫は、治療可能な認知症です。

手術で血腫を取り除けば、元の認知機能に戻ります。

 

選択肢2〜4では、認知症のタイプによる特徴が問題とされています。

ここもしっかり押さえておきましょう。

 

来年1月に名古屋、東京、大阪で本試験解析講座を実施します。

今回のケアマネ試験を振り返りたい方、第21回の試験を受験される方は是非ご参加ください!