みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

金曜日はバレンタインデーでしたね。

特にこれと言った思い出もないのですが・・・・。

個人的にチョコバットというお菓子が大好きです。

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これさえあれば大満足、って感じで高校生の頃は毎日食べていました。

くじ付きで、ホームランだと1枚、ヒットだと4枚でもう1本もらえるのがうれしかったです。

さて、今日も食べますか(笑)。

 

では、今週最初の問題です。

痰の吸引について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 長期療養で気管切開や気管挿管を受けている者では,自力で気道内の分泌物を喀出できない場合も多いので,気道確保のために吸引が必要である。

2 意識のある療養者では,吸引は激しい咳嗽(がいそう)反射を起こし,負担がかかるので,吸引は慎む。

3 口腔・鼻腔吸引及び気管内吸引が必要な療養者では,カテーテルを介した感染の危険性があるので,口腔・鼻腔用と気管内用のカテーテルは別にする。

4 療養者の退院に当たっては,その家族が日常的に吸引の操作を行うことができるように,トレーニングを受けることが望ましい。

5 吸引に際しては,事前に体位ドレナージを行うと喀痰が移動してしまうので,有効な排痰ができなくなる。

 

 

以前は医療行為のため、介護職にはできなかった痰の吸引。

しかし、平成23年の法改正により介護福祉士および一定の研修を受けた介護職員は、一定の条件の下に痰の吸引ができるようになりました。

そこを狙って出題されたものでしょう。

まず、答えは1、3、4。

 

間違いの選択肢を確認しておきます。

まず選択肢2。

この問題を逆から考えると、痰の吸引は意識のない療養者だけ行う、と言うことになります。

とうぜん、意識のある方にも痰の吸引を行うことはあり得ますよね。

続いて、選択肢5。

体位ドレナージとは、いろいろな体位をとることによって、重力を利用し、少ないエネルギーで効率よく、たん喀出をうながす方法のこと。

必要に応じて実施することは重要です。

この選択肢では逆のことが書かれていますね。

 

今回の出題、テキストにここだ!と言う箇所はないのですが、3巻のP.216あたりが参考になるかと思います。

痰の吸引は今後も出題が見込まれます。

テキストの確認をしておきましょう!