みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

土曜日の本試験解析講座に参加していただいた皆さんありがとうございました。

今年の合格者の方も顔を出していただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

非常に難しい試験になってきましたが、がんばっていきましょう!

では、今週最初の問題です。

高齢者の特性について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 老年症候群に対しては,できる限り安静や臥床が必要である。

2 せん妄は,原因や誘因を取り除いても消失しない。

3 体重減少,疲れやすい,身体活動レベルの低下,握力低下,歩行速度低下の5つの要素のうち,3つ以上あればフレイル(虚弱)と定義される。

4 サルコペニア(加齢性筋肉減少症)は,運動器全体の機能低下をきたすことがある。

5 加齢により,最近の出来事に対する記憶が低下していくことが多い。

 

 

 

 

高齢者の医療的な特徴が問われている問題ですね。

七訂より前の基本テキストには書かれていなかったことが出題されています。

正解は3、4、5となります。

選択肢1。

確かにこの問題文のような対応をすることも多いでしょう。

しかし、介護保険では自立を求めています。

このような文章は間違いとなります。

選択肢2。

せん妄は認知症と異なって、一過性であることがほとんどです。

つまり、原因や誘引を取り除けば治るということですね。

ここは非常に重要です。

認知症とせん妄の違いはしっかり押さえておきたいところです。

問題の中にはフレイル、サルコペニアといった聞きなれない言葉もあります。

一体何なのか?

ここは勉強しておく必要があるでしょう。