みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

早速「らくらく突破 ケアマネジャー【ポケット丸暗記】重要項目105」を購入いただいた方々から反応をいただきました。

ありがとうございます。

持ち運びに便利、図がわかりやすい、という声が多いみたいです。

スキマ時間の有効活用にと思って作っています。

移動中や仕事の休憩時間に活用してみてくださいね!

では、本日の問題です。

終末期のケアについて,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 体位変換の頻度の減少や栄養状態の悪化により,褥瘡ができやすくなる。

2 本人の意思を確認できない状況下では,家族の意見が分かれることがあるため,医療・介護専門職が方針を話し合い,その結果に基づき家族を説得する。

3 終末期には,息苦しさが楽になるよう,ベッドの角度調整など姿勢の工夫をする。

4 終末期には,身体への負担が大きいため,本人が望んでも入浴は避けなければならない。

5 家族の予期悲嘆を表現できるよう支援することは,家族に対して看取りへの心の準備を促すことにつながる。

 

 

 

 

最近は毎年出題されている終末期ケアの問題です。

選択肢2。

終末期においては、本人の意思を確認できない状況というのは十分想定されます。

その時にどのような対応が求められるか?ということですね。

確かに家族の意見が分かれることは多々あります。

具体的には、麻薬を使うか否か、胃ろうをするか否か、等がありますよね。

ここで専門職の考えに基づき家族を説得する、というのはあるかもしれませんが、説得というのは一方的すぎる言葉です。

ここでは、専門職と家族が話し合いを行い、関係者全員の意見で方針をまとめていくの望ましいでしょう。

これをコンセンサス・ベースド・アプローチと言います。

この言葉は要チェックですね。

選択肢4。

入浴は体力を必要としますが、本人が望んでいるのに入らせない、というのは好ましくありません。

本人が心地よいと思える範囲で、医師、看護師と協力しながら提供していくのが望ましいでしょう。

正解は1、3、5となります。