みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

寒いですね!

今朝は名古屋でも一瞬だけですが雪が降りました。

では、本日の問題です。

災害対応について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)は,長時間同じ姿勢でいることから生じやすいので,こまめに足を動かすことなどで予防する。

2 災害時においても,個人情報保護の観点から,要援護者の個人情報の提供及び共有は,行うことができない。

3 災害時の新たな課題である生活不活発病は,活動低下により身体機能が低下した状態をいい,要介護者のみに生じる。

4 人工呼吸器等電源を必要とする医療機器使用者の停電時の対応については,平時より,主治医等と話し合い,対応を決めておく。

5 福祉避難所の対象者は,高齢者や障害者など避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする者とし,その家族は含まない。

 

 

 

 

事例問題に続いて災害関連の問題です。

2問も出題していますが、ちょっと今更な感じがしますよね。

内容は平易な問題です。

正解は1と4になります。

選択肢2。

確かに個人情報の保護は重要です。

しかし、災害時に介護や治療が必要な人の個人情報まで公開しないというのはおかしいですよね。

命に関わる事態です。

そのような時は個人情報保護より優先されるものがあります。

選択肢3。

生活不活発病はその名の通り、生活が不活発なことにより起こる全身の心身機能の低下です。

災害で生活が不活発になり、楽しい生活でなくなれば誰にでも起こり得ます。

特に高齢者の方には顕著に現れるので、介護度等に関わらず注意が必要です。

選択肢5。

福祉避難所だからと言って特別な配慮を必要とする人だけを集めても、その介護や日常生活の支援には限度があります。

そういう観点から考えても、家族が含まれないのはおかしいです。

 

これで医療分野が終了しました。

キリが良いところで年内の過去問更新はここまでにしたいと思います。

来週は他のことで更新していきたいと思います!