みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
この季節、朝は肌寒く、昼間はちょっと暑い。
この時期は結構のどが痛くなるんです・・・。
声が出なくなるのは、話す仕事をしている身としては致命的。
のどスプレーが手放せません。
では、本日の問題。
疾患に関する次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 慢性硬膜下血腫は,血腫除去術の治療を行っても臨床症状の改善は期待できない。
2 インスリン治療中の糖尿患者では,食事が全くとれない場合でも,基礎分泌量に相当するインスリンが必要であるため,インスリン注射を自己判断で中止してはいけない。
3 脊髄小脳変性症は,安静時振戦,筋固縮,仮面様顔貌などを主症状とする神経変性疾患である。
4 関節リウマチの特徴として,手の関節腫脹が左右対称であること,1時間以上続く朝のこわばりなどがあげられる。
5 適切な薬物療法等を行えば,がん患者におけるがん性疼痛や呼吸困難感などの症状は,在宅においても緩和可能である。
高齢者の疾患についての知識を問われています。
まず、答えが2、4、5になります。
選択肢1を見てみます。
硬膜下血腫は、治療せず、放置すると死亡する可能性があります。
しかし、脳外科において血腫を除去すれば後遺症なしに治癒可能です。
つまり、血腫除去すれば改善します。
そして選択肢3。
脊髄小脳変性症は運動失調を主症状とする原因不明の神経性疾患です。
この運動失調は、言葉のろれつが回らない、上肢運動が拙劣になる、動作時に上肢がふるえる、歩行がふらつく等があげられます。
では、この選択肢にあげられている、症状を伴う神経性疾患はどんな病気でしょう?
基本テキストに載っています。
ぜひ、調べてみてくださいね。
また、選択肢4にある関節リウマチ。
その、特徴が7つテキストにあがっています。
これもチェックするポイントです。