みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
今週最後の問題です。
要介護2の利用者Aさんは,居宅介護支援事業所のB介護支援専門員に毎日のように電話をしてくる。いったん電話をとると2時間は話を止めてくれないが,さほどの用ではない。対応に困っている居宅介護支援事業所の対応として,より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 「業務妨害に当たるので警察に通報します。」とAさんに伝えた。
2 「当事業所では対応できないので契約を解除します。」とAさんに伝えた。
3 Aさんがなぜそのような行動をするのかをアセスメントした。
4 地域包括支援センターに現状を説明し,助言を依頼した。
5 直ちにAさんの居宅介護支援を保険者が運営している居宅介護支援事業所に移管した。
これもいつも通りの事例問題ですね。
ちょっと変だぞ?というものを消していきます。
まず、選択肢1。
ご利用者さんに「警察に通報します。」というのは余程のことです。
これは、居宅介護支援事業所の対応としては適切ではありません。
選択肢2。
出ました、契約解除。
これも、問題24の選択肢3と同じですね。
対応できないからと言って提供拒否するのは適切ではありません。
そして、選択肢5。
この選択肢も3と似ています。
自分たちの事業所でできないからと言って、直ちに他の事業所に移すことは適切ではないです。
これも、援助困難事例ですが、選択肢3、4にあるように時間を掛け、地域包括支援センター等に相談しながら、対応していくことが必要ですね。
今週はここまでになります。
来週からは平成21年の医療分野について見ていきたいと思っています。
では、よい週末を!
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