みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
何年かに一度やってくる花粉症で鼻がグズグズ、目がショボショボしています・・・。
しかし、がんばって更新です!
では、本日の問題。
介護老人福祉施設の介護支援専門員について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 計画担当介護支援専門員は,定期的に利用者と面接し,サービスの実施状況を把握しなければならない。
2 施設サービス計画の作成に当たり,地域住民による自発的な活動等の利用を含めて施設サービス計画上に位置づけるよう努めなければならない。
3 入所者が要介護状態区分の変更の認定を受けた場合には,計画担当介護支援専門員は,担当者の意見を求めることなく,自らの判断で施設サービス計画の変更ができる。
4 介護支援専門員が必要と認めた場合であれば,入所者の負担で居宅療養管理指導等の居宅サービスを利用することができる。
5 介護老人福祉施設には,常勤の介護支援専門員を1名以上置かなければならない。
最近勉強をはじめて、このブログを見る人もいるかも知れないので念のため。
介護老人福祉施設とは、一般的に言う特別養護老人ホームのこと。
介護保険では、この名前で呼ばれますので注意してくださいね。
そこで働く介護支援専門員について問われています。
おかしなも選択肢を消していけば正解にたどり着きます。
まず、選択肢3。
文章がわかりにくいですね。
施設に入所していて、区分変更を受けた利用者の方がいます。
この場合は、介護支援専門員が他のスタッフに意見を聴くことなく、勝手に計画を変更してもよい、と言っています。
実施の現場には、そういう介護支援専門員がみえるかも知れません。
「あの人勝手にプラン変えちゃって!!」みたいな(苦笑)。
しかし、介護保険という制度的には好ましくありません。
この場合は、当然他の介護職、医療職と相談をしながら計画を変更していきます。
続いて、選択肢4。
介護保険施設に入った場合は、原則としてその施設内のサービスで利用者をケアしなければなりません。
その体制が整っているから施設として指定を受けているのです。
つまり、外部のサービスを使うことは原則ありません。
この問題の正解は1、2、5となります。
この辺りは、介護支援分野でも問われることがあります。
しっかい、押さえておいてください。
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