みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

 

早速今日の問題です。

生活保護制度について,正しいものはどれか。3つ選べ。

1 生活保護の補足性の原理により,介護扶助よりも介護保険の保険給付が優先して給付される。

2 すべての被保護者に対する要介護認定は,介護扶助の要否判定の一環として生活保護制度で独自に行う。

3 被保護者の介護保険の保険料については,介護扶助から給付が行われる。

4 介護保険施設に入所している被保護者の日常生活費については,生活扶助から給付が行われる。

5 介護扶助の給付方法は,原則として現物給付により行われるが,住宅改修については金銭給付により行われる。

 

 

 

 

介護支援分野でも絡みがある生活保護制度。

この問題でも介護支援分野での知識が含まれます。

正解は、1、4、5となります。

選択肢2。

介護保険の被保険者の認定は、必ず介護保険制度により行われます。

逆に、生活保護を受けていて、介護保険の被保険者でない人の認定は、生活保護制度によって行われます。

この選択肢は間違っていますね。

では、生活保護を受けていて、介護保険の被保険者となる人はどんな人でしょうか?

また、生活保護を受けていて、介護保険の被保険者とならない人はどんな人でしょうか?

これは、確認しておいてくださいね。

選択肢3。

これは、よく出ます。

介護保険の保険料については介護扶助ではなく、生活扶助から給付されます。

選択肢4の日常生活費と併せて覚えておきましょう。

 

介護保険とは切っても切れない生活保護制度。

確実に得点できるようにしましょう!