みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

しばらくいい天気が続いていましたが、何故か僕が大阪に移動する昨日は雨・・・。

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ちょっとブルーな気分でした(笑)。

 

では、今日の問題です。

介護支援専門員が活用する社会資源について,より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 社会資源とは,インフォーマルなサポートのネットワークを指しており,フォーマルなサービスは含まれない。

2 サービス担当者会議は,要介護者本人や家族が参加することが求められている。

3 フォーマルサービスの一般的特徴は,専門性が高く,供給の安定性はあるが,柔軟な対応が難しいことである。

4 介護支援専門員には,インフォーマルなサポートを活用した支援は求められていない。

5 民生委員・児童委員は,介護支援専門員が活用する社会資源ではない。

 

 

 

 

社会資源についての問題です。

介護支援専門員が活用する社会資源は大きく分けて2つあります。

一つが、介護保険制度等の公的サービスを中心とする、フォーマルサービス。

もう一つが、家族や近隣、ボランティア等によるインフォーマルサポートです。

この二つを、ケアプランに位置づけながら、要介護者の支援を行っていきます。

ここまでで、選択肢1と4は違うことがわかりますね。

 

ところで、民生委員・児童委員ってどんな人でしょうか?

厚生労働省ではこのように定義されています。

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。

児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。 また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。

介護で児童委員、と言われると?と思う人も多いかもしれませんが、民生委員と児童委員は同じと言うことです。

まとめて、「民生委員・児童委員」と呼ばれています。

上記にもあるように、この委員にはは「それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める」役割があります。

当然、高齢者に対する相談や見守り活動を行っています。

つまり、選択肢5が間違い。

残った2と3が正解となります。