みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

毎年、執筆に参加させてもらっている書籍が発売されました。

ボリューム感満点の本なので、基礎から勉強したい時には有効ですよ!
では、本日の問題です。

小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 登録定員は,29人以下としなければならない。

2 運営に当たり,地域住民やその自発的な活動等との連携・協力を行う等の地域との交流を図らなければならない。

3 利用者は,1か所の小規模多機能型居宅介護事業所に限って,利用者登録をすることができる。

4 小規模多機能型居宅介護事業者は,利用者の負担によって,利用者宅で他の事業者の介護を受けさせることができる。

5 通いサービスの利用者が登録定員の2分の1を下回る状態を続けてはならない。

(注)選択肢1,2,4及び5は「指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準」(平成18年厚生労働省令第34号)の定める内容による。

 

 

 

 

平成27年に引き続き小規模多機能型居宅介護が出題されています。

また、地域密着型サービスが2問出題されたのも久しぶりになりますね。

正解は1、2、3となります。

選択肢4。

この手の問題はよく出題されていますよね。

選択肢3にあるように小規模多機能は1か所だけの登録制です。

そこで「通いサービス」「訪問サービス」「宿泊サービス」が提供されるのです。

そのため、利用者の負担によって、利用者宅で他の事業者の介護を受けさせることはできません。

これはちょっと注意が必要な問題ですね。

選択肢5。

運営基準には「通いサービスの利用者が登録の数に比べて著しく少ない状態が続いてはならない」とされています。

この著しく少ない状態とは3分の1以下が目安となります。