みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

 

では、今日の問題です。

介護保険の利用者負担に係る低所得者対策について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高額介護サービス費は,所得段階別に負担上限額が設定されており,低所得者の負担軽減が図られている。

2 市町村民税本人非課税者は,特定入所者介護サービス費の支給対象とならない。

3 短期入所療養介護は,特定入所者介護サービス費の対象となる。

4 社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の軽減対象は,介護費の1割分の利用者負担並びに食費,居住費(滞在費)及び宿泊費である。

5 社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の対象となるサービスには,訪問看護も含まれる。

 

 

 

 

たま〜に見かける低所得者対策の問題です(笑)。

平成22年の問題の中でも、トップクラスで難しい問題ですね。

というか、こんな細かいところまでやってない人の方が多いのではないでしょうか。

 

正解は1、3、4となります。

まず、選択肢2。

これ、テキストを読んでいても○と、答える人が多いと思います。

平成22年当時、解答速報を作っていたときも非常に迷いました。

だって、テキストのP.116に特定入所者介護サービス費の支給対象者は、市町村民税世帯非課税者って書いてあるじゃないですか!!

でも、これには例外があるんですよね。

それが、テキストP.119に書かれている、「市町村民税課税層における食費・居住費の特例減額措置」になります。

気になる人は、確認してみてください。

そして、選択肢5。

これも、知っているかどうかの問題ですね。

社会福祉法人等による利用者負担軽減制度の対象となるサービスには、訪問看護は含まれません。

基本的に医療系サービス(通所リハビリや居宅療養管理指導等)は含まれていません。

 

頻繁に出る問題ではないので、そんなに時間をかける必要は無いと思います。