みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

 

こんな記事がありました。

現役世代の介護保険料、初の5千円超 14年度見通し(朝日新聞DIGITAL)

この記事を読んだとき、普通の方なら「え〜〜、こんなに高いんだ」でOK!

しかし、ケアマネ受験生たるもの、それだけでは足りません!!

「現役世代って何歳のことだろう?」と考えてください。

40〜64歳とあります。

そう、記事の中にも出てきますが「第2号被保険者」のことを言っている訳です。

もう一つ、「給付費用の29%」という言葉が出てきます。

これって何でしょう?

基本テキストにも書かれていますよね。

確認しておいてください。

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こんな風に、新聞を読みながらでも、日々勉強することは可能です。

少しずつ勉強を習慣にしていきましょう!

この積み重ねが10月に差をつけます!!

 

では、本日の問題です。

訪問看護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 訪問看護開始時における主治の医師の指示書のとおりにサービスを提供していれば,訪問看護報告書を主治医に定期的に提出する必要はない。

2 末期の悪性腫瘍は,医療保険による訪問看護の対象となる「厚生労働大臣が定める疾病等」に該当する。

3 要介護者に対して医療保険と介護保険の両方から給付が可能な場合には,医療保険を優先して適用する。

4 訪問介護事業所の利用者に対し,喀痰吸引等に係る特定行為業務を円滑に行うための支援を行った場合には,看護・介護職員連携強化加算を算定できる。

5 訪問看護ステーションは,緊急時24時間連絡体制を義務づけられている。

 

 

このあたりは医療系サービスの問題が続きます。

問題39は、訪問看護の問題です。

正解は、2と4になります。

 

まずは、選択肢1から確認します。

訪問看護報告書は、訪問日、提供した看護内容、サービス提供結果等を記載し、定期的に主治医に提出しなければなりません。

主治医の指示書通りにサービスを提供することとは別問題です。

続いて、選択肢3。

これは、支援分野でも問われるところですね。

介護保険と他の保険が重複した場合、どちらが優先されますか?という問題。

要介護者、要支援者の方で介護保険と医療保険が重複した場合は、介護保険が優先されます。

そして、選択肢5。

これは迷った方もみえるでしょうか。

訪問看護ステーションは24時間体制だ、というイメージを持っている方は多いはず。

実際、そういった体制をとっているところは多数あります。

しかし、それが義務づけられているか、というとそんなことはありません。

24時間体制でなくても、訪問看護ステーションは行えます。

ただし、注意が必要なのは20分未満の訪問看護を実施する場合には、24時間体制を整えている必要があります。(基本テキスト2巻P.74)

ここは覚えておいてください。