みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
毎日勉強するためにはスマホや携帯のアラームを使うといいですよ。
勉強を始めようと思っている時間になったら鳴らします。
終了しようと思っている時間にも鳴らします。
こうすると、時間の制限ができるのでダラダラやらずにすみます。
お試しあれ!!
では、今日の問題。
薬剤に関する次の記述のうち,より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 前立腺が肥大している患者に尿閉を起こし得る薬剤として代表的なものに,抗ヒスタミン薬,抗うつ薬,向精神薬などがある。
2 副腎皮質ステロイド薬の長期服用中には消化性潰瘍が生じやすいため,食欲がない場合には,服用を直ちに差し控えたほうがよい。
3 脳血栓は再発が少なくないので,再発防止を目的とした血圧管理と血栓防止のための服薬が重要である。
4 パーキンソン病の治療薬であるドーパミン製剤は,服用を突然中止すると,高熱,意識障害,著しい筋固縮などを呈する悪性症候群を生じる恐れがある。
5 高齢者は腎機能が低下しているため,薬の副作用が減弱することが多い。
薬剤の問題も頻出ですね。
ただ、この問題はなかなかの難問です!
まず、この問題の正解は、1、3、4となります。
では、選択肢2。
前半部分はあっています。
ステロイド薬の長期服用は消化性潰瘍が生じやすいと言われています。
問題は後半部分。
食欲がないので、消化性潰瘍ではないか?と疑ったときどうするか?です。
直ちに差し控える、とこの問題では書かれています。
この手の問題で考えるところは、この「直ちに」の部分。
素人考えで薬を止めるのは、あまり好ましくないですよね。
やはり、医師に相談、というのが最初に来ます。
それで×にしてもOK。
医学的に言うと、副腎皮質ステロイド薬を突然止めると、ショック状態になる可能性があります。
そのため、直ちに差し控える、というのはよろしくないですね。
そして選択肢5。
腎機能が低下した場合は、腎からの薬の排泄が遅くなります。
そのため、副作用は増強すると考えられています。
ここはよく問われている問題ですね。
忘れないようにしてください。
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