みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。

仕事で岐阜県の梅山というところに来ています。

この長良川鉄道という単線にはなんとなく縁があって毎年乗っていますね。

 

では、本日の問題です。

成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 成年後見人が成年被後見人の居住用の不動産を処分する場合には,家庭裁判所の許可が必要である。

2 家庭裁判所は,本人の同意がなくても,四親等内の親族の請求により,補助開始の審判をすることができる。

3 市町村は,後見,保佐及び補助の業務を適正に行うことができる人材の育成を図るために必要な研修を実施するよう努めなければならない。

4 市町村は,後見,保佐及び補助の業務を適正に行うことができる者を家庭裁判所に推薦するよう努めなければならない。

5 任意後見人は,本人からの依頼により,市町村長が任命する。

 

 

 

 

この3年間継続して出題されている成年後見制度です。

このあたりの傾向を知っておくのは重要なことですね。

正解は1と3と4になります。

選択肢2。

補助開始の審判には本人の同意が必要です。

後見、保佐、補助という類型がありますが、この中でも出題にバラツキがあります。

どこに重点を置くかは重要なポイントです。

選択肢5。

任意後見人は本人との契約によって決まっています。

市町村が任命する、ということはありませんね。

ここは任意後見監督人の選任と引っ掛けて来ているのでしょう。

 

まずは過去問から押さえておく必要があるでしょうね。