みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

九州の方では梅雨が明けたようです。

これからますます暑くなっていくのでしょう。

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では、今日の問題です。

終末期について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 がんの場合には,個人差はあるものの,長い期間にわたり徐々に身体機能が低下していく。

2 心臓,肺,肝臓などの臓器不全の場合には,個人差はあるものの,日常生活は死の間際まで自力で行えることが多い。

3 老衰や認知症などの場合には,個人差はあるものの,長い期間を要して徐々に機能が低下していくため,最期を予測することが難しい。

4 がんや慢性疾患の場合には,本人の状態を考慮し,在宅ケアにこだわることなく,医療機関への入院を選択肢として想定しておく必要がある。

5 老衰や認知症などの場合には,廃用症候群の悪化を予防するために,リハビリテーション専門職の定期的な関わりや評価が必要である。

 

 

 

 

これは、なかなかひどい問題です・・・。

選択肢1〜3に「個人差はあるものの」なんて言葉が入っています。

個人差があるということは、Aさんには当てはまるけど、Bさんには当てはまらない、でもCさんにも当てはまる、ということです。

そんなのに正解があるとは思えないのですが・・・。

 

実際に示された、答えは3と4と5でした。

確かにがんの場合、短期的に身体機能が低下することもあります。

しかし、個人差があって、長い期間で低下していく場合もあります。

どっちも正解??

また、臓器不全の場合は、日常生活を自力で行い続けることは多くありません。

しかし、これも個人差がありますよね。

 

この問題で悩むのは時間の無駄です。

正解の選択肢だけ、サラッと読んでおけば十分ですよ。