みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
早速本日の問題です。
ソーシャルワークの観点から,支援困難事例への支援に関して,より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 精神疾患で長年不衛生な環境に居住している者について,本人の意向に従い,支援を行うことを控えた。
2 家族から無視され,虐待されているという高齢者からの訴えがあった。家族は問題視していなかったが,地域包括支援センターに相談した。
3 保健・医療・福祉の専門家チームがぜひ必要と考えるサービスを家族が拒否したので,居宅介護支援の提供を断念した。
4 家族間の葛藤には複雑な背景があることもあり,多少の助言では改善されないことも多いので,調整を行うべきではない。
5 家族介護者に,老年期の疾患や行動についての知識が不足していたため,必要な情報の提供や助言を行った。
この支援困難事例も六訂から七訂で呼び方が変わっていますね。
基本テキストの記載内容も変わっているので、ちょっと注意が必要ですね。
正解は2と5になります。
選択肢2。
地域包括支援センターに相談していますが、他に相談先はないでしょうか?
また、地域包括支援センターに相談している法律的根拠は何でしょうか?
選択肢3。
保健・医療・福祉の専門家チームとは何のことでしょうか?
過去問から学ぶことは多いですね。