みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

先週とは打って変わって晴天が続いています。

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ゴールデンウィークも近いですし、こんな日は出かけたくなりますね〜。

 

我慢して本日の問題です!

ソーシャルワークの視点から,援助困難者への対応として,より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 本人が自分の状態を正しく理解するために,専門用語を駆使して情報を伝える。

2 本人と家族の関係に関する調整的援助は,本人との信頼関係を失うことにつながるため行うべきではない。

3 攻撃的な人に対しては,距離をおいて見守りながら,個別的ニーズの全体像を把握することが望ましい。

4 援助を拒否する人に対しては,その自己決定を尊重し,働きかけをしないことが望ましい。

5 本人の生命の危険が予見できる場合には,専門職は強力な介入を試みなければならない。

 

 

 

 

ホントにこの辺りまでは同じような問題が並びます。

福祉分野のゴールデンゾーンですね。

お馴染み援助困難事例です。

選択肢1。

援助困難な方は自分の知らないことには敏感です。

心情としては、劣等感という感じでしょうか。

そんな中で援助する側が専門用語を使うとどうなるでしょう。

話の意味がわからないので、さらに不信感が増します。

援助困難事例では、できるだけ誰にでもわかる言葉で話すことが大切です。

選択肢2。

どんな場合でも家族関係の調整は重要な仕事です。

本人とも、家族とも信頼関係を維持しながらお互いが上手くやっていけるよう努力します。

選択肢4。

確かに、自己決定の尊重は重要です。

しかし、独居で生活困難な人に「ほっといてくれ!」と言われて、「ハイ!わかりました。」というのは自己決定の尊重ではありません。

放置です。

正解は3と5になります。

ケアマネとして働き始めれば、援助困難事例は避けられません。

机上の理論かも知れませんが、しっかり理解をしておきましょう。