みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

あっという間に金曜日です。

明日は名古屋、明後日は大阪で講義です。

がんばっていきましょう!

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では、本日の問題です。

「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(以下「高齢者虐待防止法」という。)について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者虐待とは,養護者,養介護施設従業者等によって加えられた行為で,長時間の放置等養護を著しく怠ることも含まれる。

2 高齢者虐待防止法では,高齢者の虐待防止,虐待を受けた高齢者の保護及び養護者に対する支援について,都道府県が第一義的に責任を有する主体と位置付けている。

3 地域包括支援センターは,地域における高齢者虐待対応の中核機関の1つである。

4 養護者による虐待を受けた高齢者を保護するために,市町村は必要な居室を確保するための措置をとる。

5 養介護施設等から虐待の通報を受けた市町村長又は都道府県知事は,原則として,家庭裁判所の指示に従って権限を行使する。

 

 

 

 

高齢者虐待についても外せない問題ですね。

確実に覚えておかなくてはいけないのは、虐待防止についての対応をメインで行う機関はどこでしょうか?ということ。

これは、市町村になりますね。

なので、虐待を受けていると思われる高齢者の方を発見した場合の通報先は市町村になります。

そして、通報を受けた市町村が都道府県に報告を行います。

この問題の選択肢2では「都道府県が第一義的に責任を有する主体」となっていますので、これが間違いです。

また、市町村や都道府県は、家庭裁判所の指示を受けて行動を起こすことはありません。

選択肢5も間違い。

正解は1、3、4となります。

 

今週はここまで。

来週からは残っている、平成21年の福祉分野をやっていきたいと思います。

では、良い週末を!