みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
今日からはの第18回試験の雑感をお伝えしていきたいと思います。
あくまで、試験の感想です・・・。
例年通り合格基準の予想はありませんので、あしからずご了承ください。(_ _)
まずは支援分野から。
平成27年支援分野の特徴を一言で言えばアンバランスということでしょうか。
非常に偏った出題傾向にあります。
何らかの意図を持って出題されているのだろうとは思いますが、現状ちょっと理解できない状態です。
また、出題する問題が無くなってきたのか、重箱の隅をつつくような問題も多く見られました。
まともに1問目から解きはじめた方は、かなり苦労されたのではないでしょうか。
介護支援分野が終わった時点で時間が足りない!ということもあったと思います。
どこから問題を解いていくか?ということは非常に重要だと、改めて実感しました。
問題を見ると問題構成は以下の通りです。
地域支援事業 | 5問 | 問題1、4、5、6、14 |
介護支援専門員 | 1問 | 問題2 |
事業者・施設 | 3問 | 問題3、20、21 |
介護サービス情報の公表制度 | 1問 | 問題7 |
国民健康保険団体連合会 | 1問 | 問題8 |
雑則 | 1問 | 問題9 |
条例 | 1問 | 問題10 |
市町村 | 1問 | 問題11 |
介護保険給付 | 2問 | 問題12、13 |
財政 | 1問 | 問題15 |
要介護認定等 | 3問 | 問題16、17、18 |
居宅介護支援 | 2問 | 問題19、23 |
介護予防支援 | 1問 | 問題22 |
事例問題 | 2問 | 問題24、25 |
介護支援専門員基本テキストのどこに記載されているかということで分類しています。
正直、無理矢理分けているところもありますので、参考程度にお願いします(笑)。
最初にも言ったように、非常にバランスの悪い構成です。
何故、地域支援事業から5問!?
しかも、「包括的支援事業の事業について」という同じような問題が2問。
この辺りの意図が全くわかりません。
要支援者を地域支援事業に移すための前振りでしょうか?
地域支援事業のあおりを受けて、介護保険事業計画が出題されず、居宅介護支援、介護予防支援の出題が減少しました。
また、財政についてももっと他に出すものがあるような気がします。
認定については昨年同様、調査表項目、主治医意見書の項目が問われていますね。
う〜ん、と思いますが作る側はここを重要と考えているのでしょう。
平成28年の試験も似たような問題が出題されるはずです。
来年受験される方は、この25問をしっかり勉強しておきましょう。
平成28年1月に第18回本試験解析講座を実施します。
平成28年ケアマネ試験受験の第一歩としてご利用ください!