みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

土曜日にお伝えしたように、今年の試験日程が決まりました!

昨年と比べてかなり早くなっていることに不安を感じますよね。

でも、受験生は全員同じ条件です。

10月11日に向けて1歩ずつ進んでいきましょう!

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では、今週最初の問題です。

面接場面におけるコミュニケーションについて,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 面接場所の設定,いすの配置,部屋の雰囲気,職員の服装も円滑なコミュニケーションを図る上での重要な要素となる。

2 面接の焦点を定める際には,クライエントが明示しなかったものは取り上げない。

3 傾聴を行う上では,「もう少し詳しく話してください」とか,「例えば?」などの質問はあまり使用しない方がよい。

4 相談援助者には,相手のメッセージを正確に受け取ろうとする姿勢が重要である。

5 相談援助者は,相手の文化的・社会的背景を十分に配慮する。

 

 

 

 

今年は受験生が大量に増加する福祉分野。

どんな問題が出題されるかわかりませんが、やはり第1歩は過去問です。

 

福祉分野の最初の問題は必ずこのような面接技術についての問題。

福祉職の人も医療職の人も普段の現場を思い出してください。

この辺りの問題も消去法が原則です!

まず、選択肢2。

クライエントが明示しないというのは、相手が実際には話さなかったことです。

この問題では、相手が話さなかったことは取り上げないと言っています。

でも、実際にはないしていることとは逆の内容を感じることはないですか?

例えば、話の内容とは裏腹に暗い感じを受ける、とかそういうことです。

そんな時は、フィードバックしてみるべきです。

「少し、暗い感じを受けましたが、何か気になることがありますか?」

そこから、新しい話しが始まることもあります。

続いて、選択肢3。

気になることや、疑問に思うことは質問をしてみることも必要です。

それが、「詳しく話してください」であり「例えば?」などの言葉です。

これがないと、話の内容が非常に抽象的になってしまいます。

残りの1、4、5が正解となります。

福祉分野の冒頭はこういった面接問題が続いています。

絶対に落としてはいけないところです!