みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

3月に実施した講座説明会の動画をアップしました。

結構いいこと言ってますが、1時間30分とかなり長いです。

ヒマがあればご覧ください(笑)。

 

では、今日の問題です。

誤嚥防止について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 むせるからといって口からの飲食を拒否する人には,経口摂取を中止し,経管栄養にする。

2 むせやすい人では,お茶や汁物にとろみをつけるのがよい。

3 冷たい食品は,嚥下反射を鈍らせるので避ける。

4 いきなり,食物を口に入れるのではなく,献立の説明をし,食事の前に深呼吸や口を動かす準備運動をするとよい。

5 食事を摂る姿勢はできる限り座位とし,頭部と体幹をわずかに前傾するのがよい。

 

 

これもよく問われる誤嚥の問題です。

まず、選択肢1。

むせることが多くなるとついつい口からの食物摂取を避けがちになってしまいます。

本人もつらいし、介護する側も何かあったら怖いし・・・。

だからといって、すぐ経管栄養!となってしまうのは好ましくありません。

口からものを食べると言う行為は、本人に食べることの喜びと回復への意欲をもたらすものなので、積極的に経口摂取に取り組むことが重要です。

これは間違いですね。

続いて、選択肢3。

嚥下反射は冷たい刺激、熱い刺激に誘発されやすいです。

つまり、冷たい食品を避ける必要はありません。

これも間違い。

残った2、4、5が正解となります。

まさに似たような問題が平成25年問題30に出題されています。

これ押さえておけば解けたのに〜〜〜っ!!

とならないよう過去問はしっかり押さえておきましょう。