みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。
先週の土曜日は、子供の保育園が進級式でした。
気がつけばもう年中組です。
子供の成長は早いものですね。
今週も平成22年の医療分野の問題です。
まず、問題31から。
高齢者の睡眠について,より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 高齢者の不眠は症状が安定しないことが多く,休息を確保するためにも,必ず睡眠導入薬を内服する。
2 高齢者では,早朝に覚醒することが多いが,夜間に覚醒することはほとんどない。
3 高齢者の不眠の原因としては,一般的な不眠の原因のほかに,日中の活動不足,夜間の頻尿,不安感などが考えられる。
4 安眠のためには,騒音を排除し,室温,湿度,照明などの環境整備をする。
5 安眠のための就寝前の援助として,入浴や足浴は有効である。
高齢者の睡眠についての問題。
これは、現場でも実際にある事例じゃないでしょうか。
答えは、3、4、5になります。
まずは、選択肢1。
高齢者の睡眠が安定しないのはそのとおりです。
だからといって、睡眠導入剤を必ず使うか、と言ったらそんなことはありません。
この問題でも出題されていますが、まず環境整備や、睡眠前の入浴等の処置を行うことになります。
睡眠薬の乱用は、不眠の原因になりかねませんので、慎重な与薬が必要です。
続いて、選択肢2。
高齢者の睡眠は、夜間覚醒が多いのがひとつの特徴です。
その原因としては、尿意や腰痛等の身体的要因が挙げられます。
残ったものを正解とします。
また、選択肢3に不眠の原因がいくつか挙げられています。
基本テキストでは全部で6個の原因が書かれています。
これは、確認しておいてくださいね!