みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

ここ何日か名古屋では天気のいい日が続いています。

洗濯物が乾いていい気分です。

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今日は平成22年の問題33になります。

次の記述のうち,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 嚥下反射が低下している高齢者では,むせなくても,誤嚥している可能性がある。

2 手洗い(手指消毒)を徹底すれば,結核の感染を防ぐことができる。

3 誤嚥性肺炎は,食物の誤嚥によるものであり,感染症とはいえない。

4 インフルエンザワクチンの接種は,流行の予防のために,特に施設入所者には推奨されている。

5 黄色ブドウ球菌や緑膿菌などの常在菌でも,抵抗力が低下した人では発病する可能性がある。

 

 

 

 

まず、正解は1、4、5になります。

正解の選択肢はこのまま覚えておいてくださいね。

間違いの選択肢は、何が間違っているのか、を押さえましょう。

選択肢2。

結核は咳やくしゃみで飛び散った結核菌を吸い込むことによって感染します。

つまり、この飛び散った結核菌を吸い込まないようにしなければなりません。

そのためには、手洗いだけでは足りず、うがいも必要です。

また、感染したとしても、発病するのは1〜2割と言われています。

免疫力が低下すると発病しやすくなるので、免疫力が低下しないような生活が望ましいですよね。

規則正しい生活、栄養バランスのよい食事、十分な睡眠などです。

高齢者になると、なかなか難しいんですけどね・・・。

そして、選択肢3。

誤嚥性肺炎は、水や食べ物、などが誤嚥によって肺に入ってしまい、細菌が繁殖して炎症を起こすことで起こる肺炎です。

このように、細菌によって引き起こされる疾患が感染症です。

つまり、誤嚥性肺炎は感染症だと言えます。

 

こうして見ると、この問題感染症について問うている問題と言えそうですね。