みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

今日は岐阜県大垣市に来ています。

Tokaido_and_Tarumi_Line_Ogaki_Station

仕事で観光できないのが残念です・・・。

 

では、本日の問題です。

認知症対応型共同生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 認知症対応型共同生活介護事業者は,利用者の負担により,当該事業所の介護従業者以外の者による介護を受けさせることもできる。

2 複数の共同生活住居がある認知症対応型共同生活介護事業所の場合は,共同生活住居ごとにそれぞれ夜勤職員を配置しなければならない。

3 事業者は,利用者の処遇上必要と認められる場合であっても,居室を二人部屋にすることはできない。

4 事業者は,共同生活住居ごとに非常災害対策などの事業運営についての重要事項に関する規程を定めておかなければならない。

5 事業者は,食材料費,理美容代,おむつ代を利用者から受け取ることができる。

 

 

 

 

一般的にはグループホームと呼ばれている、認知症対応型共同生活介護。

まずは、そこがわからなかった方はここで覚えておいてくださいね。

名前の通り、認知症の方たちが共同で生活する場を提供するサービスです。

ここで1つ覚えておいてください。

介護保険施設や有料老人ホーム、そしてこのグループホームもそうですが、そこで利用者の方が生活するようなサービスというのは、他事業者のサービスを利用者の負担によって受けさせることはできません。

例えば、A社のグループホームに入っている人が、B社のヘルパーさんを呼ぶ、なんてことは出来ないのです。

C社会福祉法人の老人保健施設に入っている人が、D社の訪問入浴介護を使うということも出来ません。

それは、そうですよね。

その中で介護してくれるっていうのが大前提ですから。

これがわかっていれば、選択肢1が間違っているのはわかります。

また、夫婦や兄弟で認知症になってしまい、認知症対応型共同生活介護を利用する場合、同じ部屋がいい!という方もおみえになります。

そんな時は居室を2人部屋にすることは可能です。

選択肢3は誤りです。

ただし、原則は1人部屋とされていますので、「ちょっと部屋が足りないので相部屋お願いします」みたいなことはできませんよ!

正解は2、4、5となります。

選択肢5に、食材料費、理美容代、おむつ代の負担について出題があります。

このグループホームではすべて利用者が負担します。

では、おむつ代が介護保険から給付されるのはどのサービスでしょうか?

一度、確認しておいてくださいね!