みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

最近は気になるニュースが多いです。

介護コンビニ「ケアローソン」がオープン(けあNews)

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なかなか面白い試みですよね。

ところで、この形態だと介護保険上はどんな指定を受けているのでしょうか?

そんなことを考えるのも勉強のひとつですよ!

 

さて、今週からは平成22年の福祉分野です。

ソーシャルワークの面接技術について,より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 インテーク面接は,利用者と面接者との相談目的のために設定された面接であるため,原則として1回の面接で終わらせる。

2 クローズドクエスチョンは,利用者が混乱してしまって収拾つけ難いときなどに効果を発揮することがある。

3 利用者の情緒面の反応を確認することは,利用者を感情的にさせてしまうので,原則として行わない。

4 利用者の誤解を正したり,情報を提供したり,対人関係や環境整備についての助言や提案を行ったりすることも,必要な技術である。

5 インテーク面接の経過については,その後に状況が変化することもあるので,すぐに記録する必要はない。

 

 

 

 

福祉分野のスタートは面接・コミュニケーション技術から。

これがお約束です。

基本的な問題がほとんどなので確実に得点していきます。

選択肢1と5にはインテーク面接が出題されています。

インテーク面接とはサービス提供の契約をするまでの過程における面接を総称したものです。

テキストでは受理面接、受付面接等と言われています。

実際そのサービスを利用し始めるまでには、本人や家族がいろいろ考えるわけです。

その間に、直接お会いして、相談するのがインテーク面接です。

中には、1回で「よしここに決めた!」という人もあるでしょう。

しかし、なかなか決められず何度か相談にみえる方も当然います。

つまり、1回では終わらない可能性もあると言うことです。

また、ここで話したことは後々サービスの計画を考える時等に必要になってきます。

契約には至らないかも知れませんが、しっかりとした記録が必要です。

選択肢1も5も間違っています。

そして、選択肢3。

これもよく出題されます。

情緒面を確認するというのは、その人の感情を確認することだと思ってください。

それによって、怒り出したり、泣き出したなど感情を爆発される方もいます。

しかし、その感情の中に、その人の本質があることも事実です。

面接をする人間は、相手の感情面もしっかりと受け止めることが大切です。

正解は2と4になります。