みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

 

では、本日の問題です。

相談援助におけるワーカーの姿勢について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 ワーカーは,抱えている問題でクライエントを類型化するのではなく,一人ひとりを個別の存在として理解する。

2 ワーカーは,認知症の人が自分自身で判断しないとき,代わりに決定を下すようにする。

3 ワーカーは,自らの価値観でクライエントを評価したり,非難したりしない。

4 ワーカーは,クライエントの問題を理解することの妨げになるので,クライエントが表出する感情には対応しない。

5 ワーカーは,クライエントが打ち明けた情報をクライエントの許可なく第三者に漏らしてはならない。

 

 

 

 

問題46に引き続き、面接の技術について問われています。

この問題は「相談面接における八つの実践原則」で作られています。

正解は1、3、5となります。

選択肢2。

例え重度の認知症の人であっても、相談援助者が本人に変わって決定を下すことはありません。

自己決定の原則を貫く必要があります。

実際の場面ではなかなか難しいことなんですけどね。

選択肢4。

これは、問題46の選択肢3とかぶりますね。

クライエントの感情には対応する必要があります。

それを無視して相談していっても、上っ面だけの相談になってしまいいい結果は生まれません。

勇気が要ることですが、クライエントの感情にしっかり向き合いましょう!