みなさん、こんにちは!

けあじんケアマネージャー試験対策講座の木村です。

今月はいろいろと忙しい月で、ちょっとバタバタしてます。

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でも、毎年5月はそんな気がしますね(笑)。

 

では今日の問題です。

介護支援専門員が行うソーシャルワークについて,より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 介護保険は社会的によく知られるようになったので,ニーズ発見のためにこれ以上制度の周知に努める必要はない。

2 ニーズがあるにもかかわらず介護保険サービスを利用しようとしない要介護者に対しては,サービス利用の意義などに関する専門的意見を伝える。

3 要介護者に対するサービス利用を調整しているときに,別居している家族から利用を取消したいとの連絡があり,本人も同意しているとのことなので,サービスの利用の調整を取り止めた。

4 家族の間に秘密があるとトラブルが生じやすいので,要介護者から得られた情報はそのまま家族に伝える。

5 家族の援助が必要な要介護者であるにもかかわらず,それをしない家族に対しても,家族関係の調整をしながら,あきらめずに継続的に働きかける。

 

 

 

 

介護支援専門員のソーシャルワークと言われると構えてしまうかも知れませんが、悩む必要はありません。

要は介護支援専門員の仕事として適切なものはどれか?と問われています。

この問題もより適切なものを2つ選べ、なので、適切でないものを3つ消します。

選択肢1。

確かに介護保険は社会的によく知られるようになったかも知れません。

しかし、まだまだ埋もれているニーズはたくさんあるはずです。

制度の周知(制度を広めていくこと)は重要な仕事ですね。

選択肢3。

家族の連絡だけで、「ハイ、わかりました!じゃあこれっきりで!!」とは極端かも知れませんが、ここに書かれているのはそういうことです。

この場合は、まず本人に確認をとることが必要ですね。

そこで、本人に確認をとって始めて調整を辞めることを検討します。

もしかしたら、裏に何かが隠れているかも知れませんからね。

選択肢4。

本人が「息子のお嫁さんたら○○で××なのよっ!!」みたいなことを話されました。

家族に秘密があっていけない!と言うことで、家族にこのことを話しました。

当然、トラブルになりますよね。

何でも話せばいいという訳ではありません。

確かに秘密があるのはよくないですが、これでは空気読めない人ですよね(笑)。

残った2と5を正解とします。