みなさん、こんにちは!
けあじんケアマネージャー試験対策講座のキムラです。
早速、本日の問題です。
次の記述について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 ジェネリック医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない。
2 医療保険における訪問診療は、医師が計画的な医学管理の下に定期的に訪問して診療を行うことである。
3 中心静脈栄養法を行っている者は、入浴はできない。
4 呼吸の苦しさを訴えた場合は、速やかに症状を緩和するため、医師の指示にかかわらず酸素流量を増やす。
5 膀胱留置カテーテルを使用し、尿漏れがある場合は、カテーテルの閉塞を疑う。
薬と在宅医療がミックスされた問題ですね。
選択肢1。
医薬品副作用被害救済制度とはその名の通り、医薬品を適正に使用し、重篤な副作用があった場合に、医療費や年金などの給付が行われる制度です。
この問題を荒っぽく言うと、ジェネリック医薬品を使って、副作用が起きても知りませんよ、と言うことでしょうか。
そんなことはありません。
ジェネリック医薬品もこの制度の対象です。
選択肢3。
これもよく出題されますね。
現在の医学管理では、医師がダメだと言わなければ入浴可能です。
これだけ覚えておけば十分でしょう。
選択肢4。
何についての問題かわかりませんね・・・。
文章から在宅酸素療法かな、ということは想像できますけどね。
在宅酸素療法を行なっている患者が呼吸の苦しさを訴えた場合に、酸素流量を上げると、意識障害を引き起こす危険があるので注意が必要です。
この問題ではそれを医師の指示にかかわらず行うと言っています。
もちろん間違えですね。
残った2と5が正解となります。
12月に第19回本試験解析講座を実施します。
平成29年ケアマネ試験受験の第一歩としてご利用ください!